整体モニターケース⑤身体全体の痛みー1回目

以前ブログで書いたダンスバトルイベントの時に施術をした患者さんで大会でも2ジャンルともにベスト8に残り若手注目のダンサーチョッパー君(20代新宿区在住)に10月17日からモニターになっていただきました。

身体全体に痛みがあるということであるが主訴は肩こりとのこと。その他には朝起きた時やダンス終了時に痛みがでる。検査・触診から上・中部胸椎の関節可動域減少がみとめられる。まずは正しいS字のカーブの説明とチョッパー君自身の身体の説明をした。下の画像でもわかるように施術前は肩が前にでてそれにともなって頚も前にでてしまっている。チョッパー君には施術前に痛みと動きの確認をしていただき施術後と比較していただく。

施術は上・中部胸椎の関節可動域をつけてあげることと頚の調整、ダンサーなので腸腰筋をかなり使うのでこの筋肉と殿筋をメインに調整した。

立ち姿が腰を少し反る傾向にあり腸腰筋の緊張感がすべて抜けてしまいポージングが大切なダンサーにとってはもったいなかったので腸腰筋の使い方を伝えた。上にも書いたように腰を反る動きが得意な分だけ胸椎の動きがとられてしまい関節の遊びが減少している。この胸椎の状態でこれだけダンスの結果をだしているので身体の使い方や胸椎の柔軟性を手に入れたらと思うと将来がすごく楽しみなダンサーである。

施術後には施術前との痛みと動きの確認をしていただき最後に必要なストレッチを毎日しっかりやっていただくよう伝えた。

次回の施術は10月24日に予約をいれていただいた。

左から第1回施術前、第1回施術後、第1回施術後ストレッチ後画像。

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