整体モニターケース①肩から指にかけての痺れ-1回目

ブログ掲載するために整体モニターを募集していたところ、中野ブロードウェイ入口付近の中野仲見世商店街にあるいきつけの定食屋さん「和喜田」の女将さん(脇田さん)が肩から指にかけてシビレがあるということで整体モニターとして通ってもらうことになりました。

1回目の施術は6月27日(日) 主訴―右肩から手先(人差し指、中指、薬指)にかけてのシビレ、特に睡眠中に寝返りをうつと肩腕にシビレ(痛み)が強く起きてしまう。その他の痛みとしては腰痛。

指先のシビレは今年の6月に入ってからで肩から腕にかけては10年以上前からあり一度そのときに病院で診察をしてストレートネックと診断。しばらくは通っていたのだが改善の兆しがなくそのまま放置。

まず患者さん自身の身体がどのような形をしていてどのような動きをしているか確認と自身の痛みの確認をしていただきます。姿勢は見た目でもわかるくらい猫背とストレートネックである。触診から頚はもちろんだが上部胸椎と胸腰移行部の間接可動性減少と左腰に強いハリ感があった。週に1回卓球をしているということで一方方向の動きが多いスポーツではどうしても片側にハリがでてしまう。

シビレがあるということなので整形学検査をいくつかおこなったところ手根管症候群と胸郭出口症候群の疑いがあった。手根管症候群は手首の使いすぎなどが原因で手先にシビレがおきるので基本的には安静と固定が必要になってくる。胸郭出口症候群の症状は猫背による姿勢の悪さから神経や血管を圧迫して肩から腕にかけて痛みやシビレがおこる。

施術は背骨を正しいS字のカーブに近づける矯正と頚、前腕の調整をおこない施術前と施術後の痛みやシビレの確認をしていただきました。脇田さんには必要なストレッチを覚えていただき気がついた時にやってもらうようにお願いした。 また手根管症候群は手首の靭帯に問題があるので整形外科で一度受診してもらうようお願いした。最後に可動域が減少していた間接に動きを与えたのでだるさや筋肉痛のような感じになるかもしれないが特別異常なことではないと伝えて1回目の施術を終えました。

次回の施術は早ければ早いほど良いので二日後の6月29日に予約をいれていただきました。

施術前と施術後の画像ですクリックして顎や上部胸椎の位置など比べてみてください。

第1回目施術前画像、第1回目施術後ストレッチ後画像

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